雲取山、1泊2日。
家を担いで雲取山へ1泊2日。
行ってきました、テントを背負って山登り。
所は奥多摩、都内で一番高い、雲取山2017m。
出発地点からの標高差1477m。
塔ノ岳の標高差1200mよりもあるのに、テントを担ぐ。
いやー、考えただけでもしんどそう。
まぁ余計なことを考えても仕方がないので行ってみた。
ただ、二人とも体調がすぐれないというのが不安要素。
何とかなるさ。
これまでにしっかりと検討して購入してきた道具をしっかり確認。
そして食事もなるべく楽に済ませられるように考えて、
でもお金をなるべくかけないように、というバックパッカーの考え方。
帰国してもうすぐ2年、でも思考回路はそのままです。
ただ、今回のこのテント泊をして
あの頃と大きく違っていたと気づいたことが一つ。
身体が細くなって、力がない。
バックパッカー中に背負ってた荷物、約20-25kg。
今回のバックパックの中身、15kg。
変わらないくらいに重く感じた。
やっぱりこんなリーマン生活してたら身体に悪い。
パソコンと友達?くそくらえです。
いや、パソコンは大切だけど。
むしろ無いと生きていけないけど。
ま、そんな生活の話は置いといて、
そんな荷物を背負って山を登るというのがしんどい。
家を出るときの二人の荷物配分は13kgと10kgだったけど、
バス停を降りて少し坂道を歩いた時点で、15kgと8kgに変更。
体力的に、やっぱり厳しいらしい。
で、登ってみた。
きつい・・・
きつすぎる・・・。
鴨沢バス停を出発して、
雲取山の登山口までも長かったけど、
そこから堂所までもまぁ長く感じた。
でも、そこまでは大した急坂もなくよかった。
それなのに、それ以降が試練のようにしんどかった。
一歩一歩がすごく重い。
肩と腰のハーネスがすごく痛い。
道中、
一体なんでこんなことをしているんだろう
と思わずにいられないくらいだったけど、
こういう自分との闘い、みたいなのが嫌いじゃないから仕方がない。
ちょっとずつ休憩しながら登り続ける。
七ツ石山の頂上へは翌日に回して、
この日はまき道で奥多摩小屋まで。
途中、きれいな景色が広がってた。
富士山も見れた。
14時半くらいにテント場へ。
一人400円の幕営料を払って、テントを設営。
やっぱりいい場所はなくなってしまっていたけど、
割といいところが見つかった。
ちゃちゃっと設営して、こんな感じ。
汗臭いのでぱぱっと着替えて、
散らかした荷物をざっと片づけて、
さっさと夕飯。
やっぱりいい、外で作って食べるのは。
ベーコンと玉ねぎのクリームチーズマカロニパスタ。
ハヤシライス。
火が強かったからちょっと米が焦げてしまったけど。
最後にクッカーを洗うのを兼ねて、シジミスープ。
お腹いっぱい。
せっかくビール持ってきたけど、結局飲まず。
プリングルスも食べず・・・。
500gの荷物はただの重しだった。
というところで21時くらいに就寝。
虫もたくさんいたけど、小さいから問題なし。
3時半に起きて、4時に軽装で雲取山山頂へ。
向かっている途中、4時半に日の出が・・・・・!
結局、林間から日の出を拝む。
けどそのままとりあえず山頂へ。
一等三角点もしっかり拝む。
もう一個、小さめの三角点もあった。
で、帰り道にじっくり富士山を眺める。
山頂は雲。
テントに戻って朝ごはん。
6時には作りはじめた。
カップラーメンとそば。
テントも片づけて、パッキングして、8時に出発。
帰りには七ツ石山山頂を経由して、
ハイスピードで下山。
というのも、11時20分のバスに間に合わせるため。
七ツ石山経由でなければ余裕だけど、
経由したことで危うい時間に・・・
休み少なめに必死に歩いた。
おかげで何とか間に合って安心。
とにかく暑い。汗びっしょり。
帰りの電車に揺られながら、夕飯を考える。
魚が食べたい。
ということでサンマ。
と、余ったベーコンを使って野菜炒め。
いやー、ビールがうまい!
明日は猛烈な筋肉痛が待っていること間違いなし。
次は尾瀬あたりでのんびりキャンプだな。
Memo
- Equipment
トレッキングシューズ
ストック
ウインドブレーカー
テント一式
寝袋、マット
クッカー、ストーブ一式
- Schedule
Day 1
8:30 奥多摩駅着
8:35 奥多摩駅バス出発
9:10 鴨沢バス停着
9:35 鴨沢バス停発
10:10 登山口
11:00 昼休憩
11:15 発
12:15 堂所
12:25 発
13:10 ブナ坂
14:30 奥多摩小屋
16:00 夕飯
21:00 就寝
Day 2
3:30 起床
4:00 出発
4:50 雲取山山頂
5:30 テント場
6:30 朝食
8:00 出発
8:50 七ツ石山山頂
9:15 七ツ石山小屋
10:00 堂所
11:05 登山口
11:20 バス停