レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



Milano (Milan)、果物籠と対面。

ミラノと言えばファッションの街。
有名なブランドが沢山ある。
買物するならフィレンツェかミラノ、というイメージ。


でも、今回は買物じゃない。
目的はカラバッジオの果物籠。


歴史とかアートに詳しい人ならば
きっと最後の晩餐を見に来るのだろうけど、
正直そこまで詳しくもない、
それに予約で半月先までいっぱいだったので、
完全に個人的な趣味、好みでカラバッジオを目的に。
ということで行った、Pinacoteca Ambrosiana。
日本語だとアンブロジアーナ絵画館。


とにかく、もの凄く良かった。
雰囲気、作品、客数、展示方法、全てバッチリ。
もう一度ミラノに行っても行くだろうな。
写真を撮れなかったのが残念だけど、
あれは行ってもらわないと良さは分からない。


カラバッジオの果物籠の存在感は抜群。


ラファエロの下絵はものすごくデカイ。


エリンの絵はものすごく魅力的で、見とれてしまった。


この絵画館ではダ・ヴィンチの特別展をやってた。
なかなか興味深い資料が沢山展示されてて、
中でも戦争兵器に関する考察・計算は興味をそそられた。


ちなみに最後の晩餐のある教会、
Santa Maria delle Grazieでもこの特別展の一部を開催してて、
一応そっちの教会にも足を運んでみた。

これがその教会。


そんな素敵絵画があったミラノでは、
ほとんど観光も買物もせずに滞在が終了。


行った場所と言えばPiazza Castello、
奇麗なドゥオーモのあるPiazza Duomo、
ブランドショップが沢山ある通り、MonteNapoleone、
食事どころが沢山あったPorta Romana。
美術館も、ブレラが有名だったりするけど行かなかった。


ちなみにこれがドゥオーモ広場。


というのも、原因は風邪。
本当に風邪かどうかは疑わしいけど、
頭痛、鼻水に始まって、
熱、関節痛、だるさ、咳。
後半が本当にしんどくなってきた。


このままミラノで休養したかったけど、
時は既に遅し。
もうチューリッヒ行きのチケットを買ってたから。


本当はスイス行きは考えてなかったのだけれど、
というのも物価が高い、ということに加えて、
スイスフランが異常なほど高くなってたから。
でも、そんなときにカナダのタックスリターンが戻ってきた。
そして、カナダで一緒のESLに行ってて、
スペインで数日間一緒にまわったピーターが、
せっかくだから遊びにおいでと誘ってくれた。
ということで急遽計画変更、
自然を求めてスイスへ行くことに。


まぁ、数日頑張ったらピーターのところへお世話になれるし、
と覚悟を決めて頑張って準備して、
ミラノ観光はほどほどに、回復に専念して、
ステキであろうはずのミラノ滞在は終了。


ここはいつかまた戻って来ないと行けないな。
もちろん、短期旅行で。


結局イタリア語はほとんど話せなかったなー。
でも次のスイスはドイツ語圏がほとんど。
ドイツ語は自分の名前と乾杯しか言えない・・・。
辛いな、これは。
ま、なんとなかなるさ。