AlhambraのあるGranada。
マドリッドを後にして、
夜行バスで向かった先は南部の街、グラナダ。
先輩に教えてもらうまで、
アルハンブラ宮殿という存在を知るまで、
全く知ることのなかった場所。
アルハンブラ宮殿は世界遺産に登録されていて、
見に行くまで知らなかったけれど、
M.C. エッシャーが2度訪れた場所。
もちろん、彼の絵に生かすために。
そんなアルハンブラ宮殿、
入場するにも予約が必要で、予め計画しておくことが必要。
今回は先輩にお願いしてやっておいたから良かったものの、
突然の計画で来たスイス人の友達、ピーターは予約無し。
ということで入場しなかった。
でも入場しなくても十分に雰囲気は味わえる。
というのは敷地内に入ることは可能だから。
しかも、お金もかからずに。
一番好きだった場所はお金のかからないこの場所。
どうやら宮殿だか何だかの様だけれど、
完成するまで、作る指示を出されてから4世紀ほどかかったとか。
つまり、ここに住む予定だった人は住まずに他界。
背景については何ともいえないけど、
すごく落ち着く場所だった。
そして入場した中はすごいアート。
イスラミックな模様で満ち溢れてた。
模様をつけられる所には隙間無く模様が施され、
超精巧アート。
エッシャーのデザインの発想にも納得。
写真で見ても半分も伝わらないかもしれない。
でもどこをどう見ても細かいこの模様が存在してる。
そしてこの宮殿は高台にあるので、見晴らしも素敵。
もちろん、街の建物もキレイだからステキに見える。
アルハンブラでは歩き回って疲れた所でビールを1杯。
そして見晴し台の様な塔からの景色を見終えて、
Tinto del Veranoを1杯。
どちらも最高に美味しかった。
ちなみにどちらも1杯2ユーロ。
良心的価格設定。
アルハンブラを見終えて、ホステルへ。
朝のうちにチェックインしていたホステルは
アルハンブラの向かいの山に位置していて、
迷いに迷ってようやく到着した。
でもそんな場所にあるだけあって、見晴らし最高。
先輩と過ごしたスペインの時間、
最後を飾るのに相応しい場所だった。
昼間からTinto del Verano、ビール、ワインを飲んで、
夜にはシェリーのTio PePeを空けて、
良い気分でアルハンブラを満喫。
本当に素晴らしい場所だった。
是非、一生に一度は訪れて欲しい場所。