レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



Rotterdam、 North Sea Jazz Festival。

パリの観光を終えて、
Thalysを使って向かった先はロッテルダム
ちょこっとの距離なのに50ユーロもするらしい。
さすがフランス、高くとる。


で、着いて早速向かったのは郊外にあるジャズフェス会場、Ahoy。

何とこのジャズフェスは基本的に屋内。
イメージではフェスティバルと言えば屋外だけど、
東京ジャズやモントリオールジャズフェスが屋内メインの様に、
ノースシージャズも屋内メイン。


今回、3日間のうち2日間だけだけど、
かかってるお金は210ユーロくらい。
ニューオーリンズの3倍の値段。
その分、しっかり楽しめると期待。


初日のメインはこの人。

B.B.King。
メンフィスに始まり、アメリカでは多数のB.B.Kingバーを見たけど、
オランダはロッテルダムでようやく本人にご対面。
85歳のおじいちゃんだけど、ギターの音は年齢に負けないくらい渋い音。
年季の入ったサウンドに何となく気分も高揚。


そして夜中の12時から始まったのはJacky Terrasson。
NYCでも見たけれど、メンバーが違うのでここでも見た。
やっぱこの人はカッコいい。
でもNYCの方がしびれたな。
一緒にやってるメンバーの影響かな。


Esperanza Spaldingも来てたけど、会場が満員で入れなかった。
でもサイン中のエスペランザを目の前で見て、
思ったほど背が高くないんだなー、なんて自分の身長を棚に上げて思ってた。



翌日は昼からお出かけ。
市場に行ってチーズを購入。
オランダと言えばチーズ。

250グラムくらいの牛のチーズが2ユーロ。
北米よりも断然安い。


そしてもうひとつ有名なのがニシン。
このままパクッと。

これで2ユーロ。
手が魚臭くなったけど、けっこう美味しかった。


ちょっと外れにあるDelfshavenという歴史地区に行くと、
いい感じの街並に、いい感じの水路。

こういう場所ではやっぱりビール。
気持ちいい時間を過ごせた。


そして2日目のジャズフェスへ。
この日はしょっぱなからSergio Mendes。

ブラジル人だけどアメリカで成功してるこの人、
やっぱりサウンドもアメリカ寄り。
でもサンバやボサノバ調のものが多いから聴いてて楽しい。


モントリオールでも聴いたBen l'Oncle Soulもいた。


そしてサックスのJoshua Redman
この人のサックスはすごくカッコいい。
色気が抜群で、テクニックもすごい。


さらに有名どころでNikki Yanofsky。

バンクーバーオリンピックの歌を歌ってたこの人、
びっくりするくらいにかわいらしい声をしてた。
思わず笑ってしまうくらいに、というかアニメの声優が出来そうなくらい。
キャラクターもすごくよくて、結構好きかも。


他にもCharles LloydやRoy AyersJohn ScofieldやCandy Dulferも。
そしてNOLAでみたTrombone Shortyも。


あ、Princeもやってた。


正直、これはかなり豪華でめちゃくちゃな組み合わせ。
チケット料金が高いだけはある。


それにしても2日間とも1時半くらいまで会場にいたから、
どうにも身体がクタクタになってしまった。
でもこんな経験はなかなか出来ないから、
これくらいの疲れは吹き飛んでく。


次はアムステルダム
ゴッホのミュージアムだ。