レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



ジャズ漬け、Village Vanguardの夜。

ジャズクラブ2日目はあの有名なヴィレッジヴァンガード
Ron CarterJim Hallのデュオアルバムの録音された場所、
ということで一番最初に知る事になったこの場所は、
もちろんニューヨークの中でも老舗中の老舗。


そんな有名なジャズクラブで演奏していたのは、
Roy Hargrove Quintet。
彼のトランペットはNicolas Peytonとはまた違ったノリ。
どちらかというとFusion色の強い演奏をするけど、
音色は優しい感じでメロディックなソロ。


この日はおそらく、アルバムのEarfoodと同じメンバー。
でもこのアルバムからの選曲は1曲だけ。
曲ごとに各楽器の見せ場があって、それがもの凄くカッコ良かった。
ピアノ、ベース、サックス、ドラム、
ロイに負けないくらいのカッコいい演奏が聴けた。


中でも4曲目のピアノで始まる曲が一番感動した。
あんなにキレイなピアノのフレーズ、でも力強い音色。
ズルい。


でもやっぱりロイのトランペットはすごい。
一番前のテーブルだったからずっと興奮状態。


一体何がどうなったらあんな演奏が出来るんだろう・・・。


なんてことを思いながら、あっという間の1時間15分。
思っていたよりもこじんまりとしたあの空間、
そしてジャズクラブ独特のあのどんよりとした空気。
きっと忘れる事はないだろうな。


ステキな思い出がまた一つ増えた。