レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



忘れられない夜、SOULIVE。

ジャズフェスのSecond Weekend初日、
ジャズフェスには行かず、今後の予定を決定。


とりあえずシカゴまで北上。
まずはメンフィスでブルース漬け。
プレスリーのゆかりの地なのでそれもチェック予定。
そしてシカゴへ行って、ジャズとブルースとクラシック。
ジャズフェスの時期では無いけど、何かしらあるだろうと期待。
音楽メインの旅は続く。


そしてそんな5月5日、こどもの日。
アメリカでは何の日でもない、木曜日。


SOULIVEとLETTUCEのイベントがある事を発見。
Art DistrictにあるComtemporary Art Museumで。
ただ、時間が21時から3時まで。
遅いぞ、かなり・・・。


でもSOULIVEにLETTUCE。
どう考えても外すわけにはいかない。
ということでチケットを買いに。


なんと$25ドル。
安すぎる。


SOULIVEブルーノートでやったときなんて8000円くらいだったのに、
今回はたったの2000円!
しかもLETTUCEもいる!!


21時には会場へ。

結構すごいセッティング。


しかもオシャレライト。


22時前くらいから前座バンドの演奏開始。
Dumpstaphunkというこのバンド、カッコいい。

ボーカルの人がギターをやったりベースをやったり・・・
なのでベース2本になる事も。
エフェクターでいじったりもしてたけど、
5弦ベースってこともあってしっくりきてた。
そしてギターが良い感じだった。


1時間ちょっと演奏して、30分ちょっとセッティング変更。


そしていよいよ・・・

来ました!!
ギターのエリック・クラズノー。


そしてエヴァンス兄弟。
オルガンのニール・エヴァンス

ドラムのアラン・エヴァンス


カッコ良過ぎ。
そして演奏上手過ぎ。


ソウル、ファンクで言ったら彼らの上はいないでしょう、というくらいカッコいい。
ジャジーな音楽の中でもずば抜けてカッコいい。
大学の時にサークルのボックスに置いてあって、よく聴いていたのを思い出す。
そしてオルガンの左手に両手で勝てないのか・・・と思っていた事も。


そう、ベースの音はオルガン奏者の左手のみで奏でられるもの。
でもベース奏者は両手と身体を使ってアップライトベースを演奏する。
それなのにいとも簡単にあんなフレーズ、あんなメロディを・・・。
だからこそオルガン奏者はベーシスト同様にかなり好き。


そんな素敵なオルガン奏者のいるSOULIVE
リズムの要、ドラムも半端じゃなくカッコいい。
シンプルなセッティングなのに、もの凄くカッコいい。
ポンタのセッティングは何のためなんだろうかと思ってしまう。


そしてギター。
感情を込めるとはこういう事なのかと納得。
ギターが唄ってる。
ただ演奏が上手なだけならいくらでもいるけど、
こういう演奏が聴けるからジャズとかファンクは好き。


ビートルズの曲のカバーなんて半端じゃなかった。
素敵でカッコ良くて感動させられる。


鳥肌とか言うレベルを超えて何かがこみ上げてくる様な感じ。


ずーっと興奮したまま、LETTUCEへ。

SOULIVEのギタリスト、エリックが率いるこのバンド、
ホーン隊が入って、ジャズ色と言うかファンク色の強い感じ。


知ってる曲がほとんどだったから、
心地良く聴いてられた。
それにしてもゲストが多かったな。


人生で一番楽しかった音楽イベントかも。
しかもずーっと最前列。
なんという贅沢。
こんな楽しい時間の過ごし方をしてしまって、
明日からのジャズフェス大丈夫かな。
うん、大丈夫だろう。


音楽の最高の思い出が出来た。