忘れられない夜、SOULIVE。
ジャズフェスのSecond Weekend初日、
ジャズフェスには行かず、今後の予定を決定。
とりあえずシカゴまで北上。
まずはメンフィスでブルース漬け。
プレスリーのゆかりの地なのでそれもチェック予定。
そしてシカゴへ行って、ジャズとブルースとクラシック。
ジャズフェスの時期では無いけど、何かしらあるだろうと期待。
音楽メインの旅は続く。
そしてそんな5月5日、こどもの日。
アメリカでは何の日でもない、木曜日。
SOULIVEとLETTUCEのイベントがある事を発見。
Art DistrictにあるComtemporary Art Museumで。
ただ、時間が21時から3時まで。
遅いぞ、かなり・・・。
でもSOULIVEにLETTUCE。
どう考えても外すわけにはいかない。
ということでチケットを買いに。
なんと$25ドル。
安すぎる。
SOULIVEがブルーノートでやったときなんて8000円くらいだったのに、
今回はたったの2000円!
しかもLETTUCEもいる!!
22時前くらいから前座バンドの演奏開始。
Dumpstaphunkというこのバンド、カッコいい。
ボーカルの人がギターをやったりベースをやったり・・・
なのでベース2本になる事も。
エフェクターでいじったりもしてたけど、
5弦ベースってこともあってしっくりきてた。
そしてギターが良い感じだった。
1時間ちょっと演奏して、30分ちょっとセッティング変更。
そしていよいよ・・・
来ました!!
ギターのエリック・クラズノー。
そしてエヴァンス兄弟。
オルガンのニール・エヴァンス。
ドラムのアラン・エヴァンス。
カッコ良過ぎ。
そして演奏上手過ぎ。
ソウル、ファンクで言ったら彼らの上はいないでしょう、というくらいカッコいい。
ジャジーな音楽の中でもずば抜けてカッコいい。
大学の時にサークルのボックスに置いてあって、よく聴いていたのを思い出す。
そしてオルガンの左手に両手で勝てないのか・・・と思っていた事も。
そう、ベースの音はオルガン奏者の左手のみで奏でられるもの。
でもベース奏者は両手と身体を使ってアップライトベースを演奏する。
それなのにいとも簡単にあんなフレーズ、あんなメロディを・・・。
だからこそオルガン奏者はベーシスト同様にかなり好き。
そんな素敵なオルガン奏者のいるSOULIVEは
リズムの要、ドラムも半端じゃなくカッコいい。
シンプルなセッティングなのに、もの凄くカッコいい。
ポンタのセッティングは何のためなんだろうかと思ってしまう。
そしてギター。
感情を込めるとはこういう事なのかと納得。
ギターが唄ってる。
ただ演奏が上手なだけならいくらでもいるけど、
こういう演奏が聴けるからジャズとかファンクは好き。
ビートルズの曲のカバーなんて半端じゃなかった。
素敵でカッコ良くて感動させられる。
鳥肌とか言うレベルを超えて何かがこみ上げてくる様な感じ。
ずーっと興奮したまま、LETTUCEへ。
SOULIVEのギタリスト、エリックが率いるこのバンド、
ホーン隊が入って、ジャズ色と言うかファンク色の強い感じ。
知ってる曲がほとんどだったから、
心地良く聴いてられた。
それにしてもゲストが多かったな。
人生で一番楽しかった音楽イベントかも。
しかもずーっと最前列。
なんという贅沢。
こんな楽しい時間の過ごし方をしてしまって、
明日からのジャズフェス大丈夫かな。
うん、大丈夫だろう。