レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



New Orleans Jazz & Heritage Festival、1日目。

とうとう始まった、ジャズフェスティバル。
しっかりと素晴らしく晴れてくれて、
11時に開場のイベント広場は競馬場。

まぁそんなことはおかまい無しに良い感じ。


1日目はどんな感じなのか味わうって言う感じで臨んだけど、
とりあえず一番大きなステージに足を運んでみたら、
しょっぱなからファンキーで楽しいバンドにやられた。
Jumpin' Johnny Sansone。

やっぱり音楽っていい。


会場が競馬場なだけあって、
ところどころ砂場で歩きにくい感じ。
雨が降ったらきついだろうなー、なんて思いながら、
あっちこっち歩き回って演奏聴きまくり。


ステージは大きな所が3つ、
中くらいの所が2つ、
小さい所が1つ、
それとは別にテントのステージが
大きな所が3つ、
小さな所が2つある。
合計で11カ所。


1つ目のバンドで刺激されたので、
体力気にせず全力で飛び回った。



ブルースの会場でやられたのが
Henry Gray & the Cats。

このおっちゃん、渋くてカッコ良かった。
演奏も良いけど、声も良い。
ブルース、っていうものを感じられた気がする。


そして女性ギタリストでカッコ良かったのがこの人、
Mia Borders。

なんというか、サングラス掛けられるとすごくカッコ良く見える。
いや、実際にカッコいいんだけど、8割増しくらいに。
こんなにクールなルックスでハスキーボイス。
その場でCD売ってたら買ってただろうカッコ良さ。
素敵。


そしてブラスバンドの会場ではこんな彼ら。

Real Untouchables Brass Band。
ラップ?を混ぜたりしながら、しっかりと楽器でソロをとる。
なんというかこれまでイメージしてたブラスバンドと全く違う。
正直、ブラスバンドって面白みの無いモノだと思ってたけど・・・
かっこいい。


こんな感じであちらこちら見聞きしてた。


そして本日のメインアーティストの1人。
Jeff Beck

やっぱりこの人のギターは心地良い。
個人的にはクラプトンのほうが好きだけど、
この人の奏でるノートには魅きつけられる。
それに何とも言えないこのファッション。
きっとこれからも変わらないだろうな。


そしてJeff Beckのバンドにいたこのベーシスト。

ジャコパスやマーカスミラーの様な超絶技巧ではなくても、
しっかり、がっつり、つかまれた感じ。
この人が歌った曲が1曲あったけど、会場ももの凄い盛り上がり。
心の底から叫びたくなる様な。


カッコ良過ぎて泣きそうだった。


そんな興奮が止まぬまま、
今日一番楽しみにしていたアーティスト。
1日の最後の演奏者に相応しい。


Ron Carter

あのデカイ手は健在。


前に大阪で見た時からかれこれ4年くらい経つのかな。
前回はJim Hallと一緒だったから若い感じがしたけど、
というのもJim Hallが見るからにすっごいおじいちゃん。
Jim Hallが81歳、Ron Carterが74歳らしい。
もう十分なお年を召されているのに、
そんなことを感じさせないくらいカッコいい。


他のステージのファンクやブルースの様な盛り上がりは無かったけれど、
なぜならバンド構成がピアノとギターとのトリオだったから。
でもこの時間帯の他の出演者とは比べ物にならないくらいのクオリティ。
やっぱり大御所なだけある。


そしてやっぱり音楽は素晴らしい。
こうして楽しい楽しい1日目が無事に終了。


ビール2杯で収まったのが不思議だ。