プエルトモンでクラント。
チリと言えばワイン。
そして海産物。
中でもプエルトモンは有名な場所。
ということでアンヘルモと呼ばれる市場に行ってみた。
でも時間がちょっと遅め。
そのせいもあって賑わいは無い。
お店も閉まり始めてる・・・。
しまった・・・。
それでも食堂みたいなところは開いていて、
おばちゃんたちの呼び込みがすごい。
あまりお店にこだわりは無かったので、
良さそうなおばちゃんに連れて行かれて、
名物と言われてるクラントを頼んでみた。
味は普通。
美味しいと噂される程に美味しくない。
お店を外したかな?と思ってしまった。
そしてチリの名産、ピスコというブドウの蒸留酒。
頼んだのはレモンで割ってあるサワー。
これは美味しい。
とりあえず満足して宿に向かった。
宿の近くで陽気な2人組に声をかけられ、
何故か一緒に飲む事になった。
しかも海岸で。
彼らはヒッピーみたいなカップル。
なんかもうすでにお酒が入ってる感じだった。
そしてスペイン語が分からないと言っているのに、
おかまいなしのマシンガントーク。
2時間くらい一緒に飲んで、
寒くなってきたのでさようなら。
そんな写真を撮ってると、今度はホームレスに声をかけられた。
「ブエナスノチェス!
シエン(100)ペソちょうだい。」
直球で乞われた。
めんどくさかったので
「いまは財布持ってない。ロシエント(ごめん)。」
と言ったら、
「ノー、ロシエント!シエンペソ!」
と笑いながら、去りながらの返答。
シエンペソ、不覚にもあげても良いかなと思ってしまった。
ユーモアはどこでも心が温まる。
明日は何をしようかな。
明日はどこに行こうかな。
明日起きてから決めよう。