レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



パタゴニア北部、El Bolsonへ。

Buenos Airesでの滞在を終えて、
Wwoofステイ予定のEl Bolsonへ。


移動はバス。
ブエノスアイレスからSan Carlos de Barilocheまでのバスと
バリローチェからボルソンまでのバスに乗車。
それぞれ、22時間と、2時間。待ち時間が1時間。
値段は410ペソ、US$100ちょっと。
もうすっかりドル計算。
円計算しなくなってるのが面白い。


16時にバスに乗って、
17時半に軽食が出た。
クロワッサンとコーヒー。
20時過ぎには夕食が出た。
ハムとチーズとパンとミートボール、
寒天みたいなデザートにジュース。
そして朝8時には朝食、
クロワッサンとコーヒー。
飛行機の機内食みたい。


朝食の前にサービスエリアみたいなターミナルに停まって、
トイレを済ませて、お菓子を買って、
バスに戻ったらバスが無い・・・
え?


荷物置きっぱなのに・・・。


そういえば降りる前に何かスペイン語で言ってたなぁ・・・
でも、まさか出発するなんて!


と、久しぶりに焦って、
とりあえずサービスカウンターみたいな所に行って、
¿Donde estoy? Quisiera ir a Bariloche. ¿Donde el autobus?
(ここどこ?バリローチェに行きたいんだけど、バスはどこ?)
って聞いたら、スペイン語でなんか色々言った後、
Come back 5 minuts :)
(5分で戻ってくるよ^^)
って英語でスマイルと一緒に言ってくれた。
ポカーンとしてたからかな。一安心。


ということで無事にバスが戻ってきて、
再びバリローチェへ向かってバス。
バリローチェへの到着ちょっと前に、
軍服を着た人たちがバスに犬と乗ってきて
何やら色々と調査。
どうやら麻薬類の取り締まりらしい。
1人が色々調べられて、10分くらい停車。
自分は何も言われなかったので気にならず。
で、出発。


予定通りにバリローチェに到着して、
時間をつぶして、15時のバスに乗ろうとしたけど、
15時ちょっと前になってもバスが来ない・・・
通常は15分前くらいにバスが来て乗車の手続きをするもの。
15時ジャストになってもバスが無いからサービスカウンターで聞いたら、
「ファーストボックスで聞いて。」
って言われた。
「何?ファーストボックスって。」
って聞いても、沢山並んでるチケットブースを指して繰り返すだけ。
訳の分からない説明は諦めて、とりあえず端っこのチケットブースへ。
「そのバスは1〜5のターミナルのどこかだよ。」
って言われて、行ってみたけど、もちろん無い。あれば乗ってる。
とりあえず適当に運転手に聞いても、
「うちのバスじゃない。」とか
「他のバスだ。」とか
「カウンターで聞いて。」
なんて感じ。
で、サービスカウンターに行ってもう一回聞いて、
もう一度ファーストボックス(?)らしいチケットブースに行かされて、
5番のバスに行けって言われてそこに行ったら、
「いや、これはうちじゃない」
って。


あー、久しぶりに意味が分からんぞー。
何だこのタライ回し感は、電話じゃないんだから。
こっちは荷物が沢山あるのに・・・。


なんて思ってたら、トントンと肩を叩かれた。
振り向いたらチケットブースのお兄さん。
「ごめん、ここじゃない。あっちだ。」
って指を指して、建物の陰に隠れてるターミナルに連れてってくれた。
どうやらバスが定刻に遅れて到着したらしく、
予定してたターミナルと違ったらしい。
結局出発は30分遅れ。


久しぶりに疲れた。
で、バスに乗ってボルソンへ。
ここでも一安心。


この道中でも軍服の人が乗ってきて、
いかにもヒッピーなカップルが標的に。
15分くらい外で調べられてから解放されてた。
自分も目が合った時に
「パスポート」
って言われて用意したけど、
結局見られずにどっか行った。
何だったんだろう、って
隣のおばちゃんと目で会話。


そんなこんなで予定より30分くらい遅れてボルソン到着。
ステイ先のおじちゃん、ロベルトが待っててくれて、
無事に保護された。


ボルソンにはバスターミナルが3つあって、
どこのバスターミナルに着くのか分からなかったらしく、
それぞれを見て回ってくれていたらしい・・・
「日本人がいたら待ってる様に伝えて」っていいながら。
感謝の限りです。


住所も何も教えてくれなかったから、
迎えに来てくれてなければ完全迷子。
ここでもまた一安心。


面白いくらいに不安から解放される安心感を味わえた。
いい経験だ。


そしてバスターミナルから徒歩で20分、
ようやく着きました、ステイ先。


長旅を終えて到着したステイ先はビックリする様な場所。
続きは次の日記にて。