レンズの思考。

Lensの思考。

平和な日常を、気の向くままに。

2017年、1ヶ月だけ海外でリフレッシュ。



読書のできる生活。

ここ最近はすっかり涼しくなってるPEI。
この島での残りの生活も3週間。
8月18日の午前中には飛行機でモントリオールへ。
徐々に、東から西へと移動する予定。


予定にしているだけで今後の詳細は決めてないのだけど、
最近は暇さえあれば本、の読書漬け。
そろそろ荷物を減らしていかないといけないので、
一番重くなるだろう本が、減らされる候補一番。


日本から送ってもらった本の数々。
日本から持ってきている本の数々。
図書館から借りた日本の本の数々。


図書館の本は返せばいい話。
他の本は図書館に寄贈するか、友達にあげるか。


母に送ってもらった「天地明察」。
この本がカナダに来てから読んだ本で一番面白かった。
自分自身に対して疑問をもったり、不安を感じながら、
周囲の人たちとのかかわり合いに一喜一憂して、
一つの事に生涯を捧げて、世の中の常識を覆す。
どこまでが史実に基づいているか分からないけど、
そんなことおかまい無しに面白い展開だった。


友達に送ってもらった「食堂かたつむり」は

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

食堂かたつむり (ポプラ文庫)


不器用に生きる登場人物たちがいい。
友達には自分が将来こんなレストランをしてそう、と言われたけど、
自分にはこんな素敵なおもてなしを出来る器量が・・・全くない。
出来たら楽しいだろうなーと思うけれど。


そして、この本に番外編としてある物語。
ゲイの2人の話だったけれど、面白かった。
カナダに来てからゲイの人たちに会う事が多くて、
お客さんでも、友達の友達でも、街中でも、普通に溶け込んでる。
最初はやっぱり違和感があったけど、いまでは全く無い。
こういう変化はいい変化。
そして、マーガレットハウエル好きの登場人物に親近感。


どれだけぶりに読んだか分からない恋愛小説「瞬」は

瞬(またたき) (幻冬舎文庫)

瞬(またたき) (幻冬舎文庫)


やっぱり恋愛小説は苦手だなーと感じながらも、
展開がこれまで読んだ事の無いものだったから新鮮だった。
でも、こういう辛くて悲しい感じの物語は
やっぱりちょっと違うかな、自分には。


村上春樹の「羊をめぐる冒険」は
何度読んだか分からないけれど、やっぱり好き。


ドストエフスキーの「罪と罰」は
長すぎるからまだ途中。


他にも色々読んでるけど、長くなるので割愛。
どこにいても、読書の時間は必要だと実感。


観たい映画もたくさんある。
けど、こっちに邦画はないから観れない。
モントリオールである映画祭の期間も滞在したいけど・・・
バンクーバーに行くのが遅くなる。
困った・・・微妙な時期。
映画祭もジャズフェス同様、来年でいいかな。
早くプログラムが発表されたらいいのにな。